Hexagon Technocrat
Hexagon Technocrat
更新情報:2010年
更新情報:2010
2010年09月

Mac OS X 10.6.4 (10F569), iTunes 10.0 (67)

相変わらず最大幅には制限が無いので、42億回再生するほどのお気に入りでも、ドンと来いな仕様は従来どおりである。
今回、あまりパッとしないアイコンデザインへの変更とともに、切りの良いバージョンアップなんで、ついに 64ビット化されたのかと思ったが、まだそうではなかった。
たしかに、 DISC をモチーフにした以前のアイコンが、実態にそぐわないという気持ちはわかるが、あまりにも華の無いデザインである。Safari を筆頭に多くある青系よりは、せめてもう少し楽しげなカラーを選択してあげても良かったろう。
起動しても最初に気付くのが、やっぱなんか色気が足りないねえ、という印象である。お馬鹿なカーステレオみたいな下品なお飾りは要らないが、薄化粧ぐらいは欲しい気もする。
識別性という観点からは、本来主役であるはずのコンテンツを目立たせるためには真当な手段であるが、操作性にも多少の配慮はするべきだろう。毎度、思い切ったことをやってくれるものだ。
ま、慣れの問題ではあるのだが、もとよりカラフルな方ではない iTunes が、全く色気の無いインターフェイスになってしまった。せめて、カラー かモノクロかぐらいはユーザに選択させても良さそうなものだが、さすがはガンコちゃんなアップルである。
以前から、ミニプレーヤに切替えた時には省スペースのためにそうであったのだが、iTunes 10 ではフルサイズのウィンドウにおいても赤黄緑のボタンが、掟破りな縦配置である。
このあたりは、頑なに規定のルールにこだわるよりは、状況に応じて臨機応変に柔軟に対応するという、iTunes ならではの思い切った変更であろう。
アートワークの表示/非表示切替え用に、アルバムリストボタンが追加されたのは分かりやすくて良い。
しかし、とりたてて優先順位の高そうな替わりの機能を割付けたわけでもないのに、折角覚えたショートカット(⌘+G)まで変更するのは、如何なモノかと思う。
もともと一般的には、検索機能の「次を検索」に割当てられているショートカットなので、将来を見越しての冷却期間なのかもしれない。(早く忘れて欲しい、ということかな?)
また、アルバムリストを選択した場合、アルバムタイトルやアーティスト名をその右側に配置することで、幅方向で余計なスペースを食ってしまっている。
仮にアートワークに大表示を選択したとしても、平均的ななアルバムの収録曲数から下方向に空白ができることは明白であるにもかかわらず、アートワークの右側を選択した理由は何なのだろう?
ま、ユーザインターフェイスに関しては、実験的というか、Mac OS X の斬込み隊長的な役割を担う iTunes であるので、多少の迷走も致し方あるまい。
とりあえず、やっとリンクが正しく修正されたので、早速短時間使ってみた印象でした。
詳細なツッコミとイチャモンは、いずれそのうちオイオイに…。

毎年恒例の iPod 祭りが、開催された。
アップル初のライブストリーミングも、途中若干コケ気味ではあったが、なんとか iPad でリアルタイムな視聴ができた。
今回発表された新製品から、ついにクリックホイール搭載モデルはなくなった。
噂どおり、iPod touch には Retina Display とHDビデオカメラが搭載され(なんで、16GBモデルがないのかも不思議だが)、iPod nano は、クリックホイールを失いディスプレイ部分のみのデザインになってしまった。
気になるのは、iPod touch の静止画画質。どうも、iPhone 4 と同様の5メガピクセルではないようで、動画は HD720p だが写真は 960×720(え〜、69万画素ってこと?) という噂もあるらしい。
iPod nano の前モデルも、写真は撮れない風変わりな仕様だったらしいが、これでコンパクトカメラのかわりになると期待していた方は、今一度確認したほうがよさそうだ。
iPod nano は、そんなどうでもいいカメラよりマルチタッチパネルを優先して、使いにくそうなぐらい小型化された。
しかし、iPod shuffle は、昨年の革新的なデザインの第3世代で革新はネタ切れになったようで、第2世代へ先祖返りしてしまった。
で、なぜか New Apple TV は、現在のところ国内のアップルストアには存在せず、喜び勇んでダウンロードした iTunes 10 は、いまだに 9.1.2 が落ちてくる始末。
午前6時現在、アップルジャパンは上を下への大忙しだろうから、そのうちにアップされるだろう。
絶滅危惧種である iPod classic は、製品番号もそのままに価格改定されが、たぶん在庫限りの放置プレイに違いない。
ちなみに、各モデルの換算レートをご参考までに…。
New iPod Series
[MC547J/A] iPod touch 64GB ¥36,800 ($399.00=¥92.23 -¥3,000)
[MC544J/A] iPod touch 32GB ¥27,800 ($299.00=¥92.98 -¥2,000)
[MC540J/A] iPod touch 8GB ¥20,900 ($229.00=¥91.27 +¥1,100)
[MC526 & 694-699J/A] iPod nano 16GB ¥16,800 ($179.00=¥93.85 -¥1,000)
[MC525 & 688-693J/A] iPod nano 8GB ¥13,800 ($149.00=¥92.62 -¥1,000)
[MC584-585 & 749-751J/A] iPod shuffle 2GB ¥4,800 ($49.00=¥97.96 -¥1,000)
[MC293 & 297J/A] iPod classic 160GB ¥22,800 ($249.00=¥91.57 -¥2,000)
しかし、今回は例の〜,900円モデルを混ぜ込むことは忘れていなかったようで、その栄冠に輝いたのは [MC540J/A] iPod touch 8GB モデルだ。
って、おい、 [MC540J/A] iPod touch 8GB は、旧モデルから唯一値上げになっているぢゃないか。
ま、換算レートや旧モデル(たしか、8GBのみ第2世代)との機能や性能差を考えれば、妥当な価格といえなくもないが、…。
う〜む、このへんもアップルジャパンの意地か?
…ということで、今月もヒトツよろしく。
2010年08月


二言目には、やれブランドイメージとか企業体質とか言われているが、昔の Apple を知る者から見れば、Apple は何も変わっちゃいない。
iPhone はおろか、iPod が売れ始める前から今に至るまで、Apple がユーザに対して見せている面に、何も大きな変化は無い。
単に見る側の視点というか、見られ方が変化しているだけだと思う。それでも、その昔に比べりゃ遥かにマシになったと言っても過言ではない。ブランドという意味においては、昔から高級品として存在していた。
お洒落を演出しているということに関しては、この30年終始一貫している数少ない、いや唯一といってもいい企業だ。だって、ファッション業界ぢゃあるまいし、そんなものをウリにしているコンピュータメーカが、80~90年代を生き延びれるほど、甘い業界ではないだろう。
ま、そのせいか、いっぺん死にかけちゃいるけどね。
製品の作りとかサポートという視点に限った話になるが、Apple について書いてみる。
会社のポリシーとか経営方針など、詳細な資料など全く持ち合わせていないので、あくまでもいちユーザの立場からの視点であることを断っておく。
よっぽど、おヒマな方だけどうぞ。
以下、都合により別ページへ(長文ちうい)...つづく

純正なんだからあたりまえだが、思いの外ピッタリである。
実物をよく見ると、ただのゴムバンドでもない。
つや消しの部分と光沢のある部分があり、それほど安っぽい感じはしないが、やっぱり素の美しさにはかなわない。
スリープボタンと音量調節用のボタンは、バンパー側にも取り付けられており、iPhone 本体のボタンを外から押す形になっている。
もちろん、プラスマイナスの刻印も再現されており、見た目もそっくりさんだ。
エッジの部分が両面に盛り上がって、本体裏表のガラス面がテーブルなどの表面に直接接触しないように、工夫されている。
また、ガラス面に対するオーバーハングも最小限で、サードパーティ製品にありがちな、左右ギリギリまでドラッグする際に指の動きに対して邪魔になる、といったこともない。
ちなみに、本来の目的である電波状態に関する効果度について。
個体差や環境の問題もあるので断言は出来ないが、バンパーを装着してもしなくても、我家のトイレ内は圏外とバリ5を行ったり来たりすることに変わりはない。現象としては iPhone 3GS の頃と同じだが、圏外になる頻度は iPhone 4 の方が遥かに少ない。
また、裸でデスグリップをすれば若干感度は落ちるが、そのまま握り続けてもバリ5に回復することもある。
これはトイレ内に限ったことではなく、どの場所でも共通で、その場の電波状態に影響される要素の方が大きい。
いずれにしても、握り方で通信切断にはならないし、切れる場所ではどんな持ち方をしても切れる。
従って結論としては…、カラーが選べたらならもっとよかったのにな〜、ということになるかな。
以前、「百均にでもありそうなゴムバンドみたいなものでさえ $29(¥2,800)もするんだから、よっぽど製造が困難な秘密の凝った仕掛けでもあるのだろうか?」などと、無責任なことを書いてしまったが、前言を撤回し訂正します。
こりゃとても百均にでも売っていそうなシロモノではないし、製造が困難だとは思わないが、それなりの凝った仕掛けはありました。
ぢゃ、¥2,800 出しても買うかと言われりゃ微妙だが、
「カラフルラインナップのどれでもお好み2色セットで ¥2,800」
とか、
「ひとつ買うと、もひとつがオマケでついてくる」
みたいな、キャンペーンでもやってくれりゃ、着せ替えを楽しみたい誘惑には駆られるな、と言っておこう。
ん〜しかし、2個目のバンパーが欲しい人はどうするんだ?
ノート型と外部ディスプレイの組合せで使用を始めたのは、実は2002年頃の PowerBook G4 titanium [M8592J/A] の時代からである。
当時の相方は ADC の島根20インチ(アクリル版 [M8893J/A] )であり、どう贔屓目に見ても快適な環境とは言い難いものだった。
ま、それでも Mac Plus や SE に無理ヤリ外部ディスプレイを接続するという悲惨な歴史を見てきた者にとっては、なんともお手軽な組合せではあるが。

現在のMini DisplayPort や mini-DVIような可愛いらしいものではなく、それこそネジ止め当たり前なデスクトップ機同様のフルサイズである。
接続・取外しも一種儀式的な手間を伴うもので、現在のようにノート型に電源供給してくれるどころか、ディスプレイの電源まで気を使ってやらねばならぬ、今思えば本末転倒な組合せである。
当時はまだ、外部ディスプレイというかモニタはデスクトップのためのものであり、アップルとしては本体から電源を供給することで、ケーブル一本だけでスマートに繋がる(?)ことをウリにしていた時代である。
モニタ側にUSB Hub を持たせるなど、たしかに使い勝手は良かったのだが、まさかノート型をメインに使う提案までは想定していなかったのだろう。

また、処理能力の点でも、しょせん CPU はシングルのPPC G4/800MHz であり、リキの入った作業は当時のメイン機であるDual 1.25 GHz の PowerMac G4 [8840J/A] が爆音を轟かせながら担当するという、いわば「とりあえず、繋げてみました」的な感があったことは否めない。
とはいえ、1,280×854 から 1,680×1,050 への表示面積増大の威力は大きく、圧倒的な作業効率の向上をもたらしてくれたものだ。
その後、PowerBook G4-17/1.67GHz [M9689J/A] を経て、ディスプレイが Cinema Display 20 DVI [M9177J/A] に替わり、作業効率だけでなく処理能力の点でも不満が少なくなったのは、MacBook 13 (Mid 2006) の 2GHz Intel Core Duo になってからである。
メイン機であるデスクトップの方も PowerMac G4 → G5 → iMac G5 → iMac Intel → Mac mini と変遷があったのだが、皮肉にも騒音に悩まされた PowerMac 時代に比べて、静かになった iMac Intel の頃には、完全に MacBook の方が主戦力になっていた。
アルミの PowerBook 時代は17インチオンリー、ポリカの MacBook 以降は、常に13インチ最上位であるブラックモデルを選択し、MacBook Pro には見向きもしなかった。
ハードディスクもそれまで80〜120GBあたりで小康状態であった2.5インチ版も、250GB以上が選択肢に入って来た頃であり、 MacBook のドライブ交換が容易であるというメリットを生かせば、MacBook Pro の優位性はそれほど大きく感じなかったこともその要因であったかもしれない。
その間、外部オーディオには BOSE Media Mate や M2 を接続していたので、音楽再生には取り立てて不満はなかったし、Mini DVI-DVI アダプタにより取扱は格段に楽になった。
しかし、 画面を閉じてワイヤレスキーボード&マウスで使用するので iSight カメラが使用できないなど、ディスプレイ側がアルミ外装の Cinema Display 20 DVI [M9177J/A] に進化したにもかかわらず、純正組合せとしての完成度はイマイチであったように思う。

このあたりの問題が解決されるのは、24インチ LED Cinema Display と Mini DisplayPort を持った MacBook (Late 2008) が登場する 2008年まで待たねばならなかった、のである。
…と、まあ Macintosh のノート型と外部ディスプレイの組合せが、本当の意味で実用的になるまでの、約6年間の顛末でした。
ちなみに、冒頭の写真は本文とは全く関係のない、秋葉原の空き地に転がっていたブラウン管モニタ(2001年2月23日撮影)で、コンピュータ用ディスプレイにおいても、液晶が台頭する兆しが見え始めた時期だったように思う。
…ということで、今月もヒトツよろしく。
2010年07月

Mac OS X 10.6.4 (10F569)
Magic Trackpad および Multi-Touch アップデート 1.0
先月、久しくの変化のなかった我デスクトップ機に転機となる Mac mini Snow Leopard Server を導入。

従来、世の趨勢と同様にノート型を主力機として使用してきた。
社内ではおもに LED Cinema 24 と接続、いざとなれば持ち出せる無停電電源装置付きのデスクトップ機として、2008年11月以来、2年近くを大過なく主力機として活躍してくれた MacBook (Late 2008) である。
以下、都合により別ページへ...つづく

http://www.apple.com/jp/iphone/case-program/
Apple iPhone 4 Bumper は、なぜかブラックのみ。
供給がおぼつかないという割りには、全てのカラーに総動員をかけるつもりはないらしい。

ま、色の好みなどで新たな問題を引起すことがないようにという配慮だろう。
その他選択できる社外製品としては、"Incase", "Belkin", "Griffin", "Speck" など、いずれも各社のラインナップから、特定の(主に無難な)カラーのみがピックアップされている。
他社製品は、いずれも背面まで覆う形式になっているようだが、iPhone 4 を実際に使用していると結構熱を持つ。特にカメラアプリを長時間使用すると、背面がかなり熱くなる。
で、結局自己嫌悪からも無事立ち直り、あくまでも調査分析のアプローチとして、背面解放の Apple iPhone 4 Bumper を選択。
納期が3〜5週間ということなので、たぶんこれからブラック一本に絞って増産体制に入るのだろう。 iPhone 専用アプリまでこしらえて対応、という力の入れようだ。
これで、少しはユーザの怒りが納まれば良いのだが…と、白いヤツがまたまた延期、新たなユーザの怒りがフツフツと…。
Statement by Apple on White iPhone 4
http://www.apple.com/pr/library/2010/07/23iphonestatement.html
要約(例の白いヤツは思った以上にムズカシイんだな、これが。で、年末までにはなんとかするから、ゴメンね。あっ、黒いのはだいぢょうぶだから、…と、いうことでヒトツよろしく。)
てなこと書いていたら、アップルジャパンからも発表があったようで、上記要約は無視してもらってもいい。ま、言ってることはたいして違わないと思うけど。
白いiPhone 4に関するお知らせ:
http://www.apple.com/jp/news/2010/jul/24iphonestatement.html
ちなみに、これはアップルに対するフォローではないのだが、実際発表当初は、自分自身も今回はホワイトモデルしようと考えていたのだ。が、結局ブラックモデルに心変わりしたのには、それなりの理由がある。
iPhone 3GS に比べて、iPhone 4 のホワイトモデルは背面だけでなく前面もホワイトで、ある意味徹底した気合を感じたこと、元々 iPod の基本カラーであるホワイトが最近のカラー展開によって、少なくなってしまっていたことなどが、ホワイトモデル選択の後押しをしていたのだろう。
しかし、発表から予約開始までに時間があったことにより、ネット上の情報からあらゆる角度で両モデルを比較検討する時間もあった。
まず、気になったのは電源をオフにしたときの佇まいが、ブラックはホワイトモデル以上に表も裏もクールである。
それは、エンボス加工されたホームボタンとスピーカー(耳に当てる方ね)以外に目立つものが無いことによる、シンプルなデザインと反射の美しさが最大限に活かされていて、イリュージョンというかミラージュというか、よくわからんがとにかくイカしたスタイルに見えることだ。
最近の MacBook Pro や iMac シリーズなどと同様に、サイドの金属部分とブラックなガラスのテカリがよくマッチし、全く以てカッコいいのだ。
もうひとつ気になったのは、ホワイトモデルは両面にあるカメラのレンズやフラッシュ、スピーカー上部に設置された近接センサーの存在が目立ってしまい、そのモノリス感みたいなシンプルさを阻害してしまっているようにも思えた。
もちろん、これは個人的な好みなのだが、基本ポリシーに合致するカラーはクールな(または暗い)色ではあるまいか、と勝手に考えたわけである。
加えて、これは後付の論理ではあるが、製造過程に置いて難易度の高い製品というのは、希少性はあるものの、その強度や経年変化など実用面におけるリスクもある程度覚悟する必要があるということだ。
また、アップルの言う年内というのがいったい何時になるやらまったく持って不明であるが、次なるiPhone 5 や iPhone 6 のことを考えると、導入のタイミングということも考慮しなければなるまい。(何人たりとも、2年間の縛りからは逃れられないのだから)
個人的には「両方欲しい」というのが正直なところだが、ここはヒトツ大人になって、我慢我慢である。
ま、それでも「ゼ〜ッタイ白ぢゃなきゃイヤッ」て言う聞かん子駄々っ子には、もう知りませんとしか言えないけどね〜。

iTunes 9.2.1 (4)
意外に早くアップデートされたなあ、…と思ったら何のことはない、昨年10月に行われた iTunes 9.0.1 (9) 以降で発生し続けていた「スノレパ上における iTunes 9 のアヤシイ挙動」が修正されただけであった。
iTunes 9.2.1 では、以下を含む重要な問題が多数修正されています。
• 互換性のない他社製プラグインの古いバージョンの使用を停止
• 項目のドラッグ&ドロップ時に起きる小さな問題を修正
• iTunes 9.2 で一部のデバイスとはじめて同期する際に起きるパフォーマンスに関する問題を修正
• 暗号化されたバックアップがある iPhone または iPod touch を iOS 4 にアップグレードする際に起きる問題を解決
• 安定性とパフォーマンスに関するその他の問題を修正
iTunes 9.2 では、いくつかの新機能が追加され、機能が向上しています:
•65,536枚組のボックスセットや、16,777,216曲入りのアルバム、42億回も再生するほどのお気に入りが、iTunes 9.2 なら余裕で表示できるようになりました。(←アップルは公言してないけどね)
あれ自体、別に放置しておいてもなんの支障もない人畜無害な問題であったように思うが、現状で発生し個人的には極めて重大かつ鬱陶しい問題であるはずの「トラック番号&ディスク番号最小幅問題」より優先するべきであると、アップルは判断したらしい。
たぶん、これは憶測だが「トラック番号&ディスク番号最小幅」に関してアップルに抗議したユーザは、世界で私を含めて三人程度に過ぎず(とうぜん0.55%以下ね)、しかし「項目のドラッグ&ドロップ時に起きる小さな問題」に関しては、昨年来累積で三万人を超える数に上ったに違いない。
•[追記:07.25] トラック番号&ディスク番号等の最小幅に関しては日本語版のみの問題のようで、言語環境を英語にしてから iTunes を起動すると最適幅に設定できる。しかし、再度日本語で起動すると元の木阿弥、やっぱ日本語ローカライズの段階でバグっているようだ。前回デフォルトフォントを変更した影響であれば根が深そうにも思ったが、9.1では問題がなかったところを見ると、単なるパラメータの設定ミスのようにも思える。
•と、なると「世界で私を含めて三人程度」という表現は誇張であったので「日本で私を含めて三人程度」に改めることにする。
ギャアギャアと五月蝿い連中が束になってかかれば、些細な問題でも全社を上げて対応するが、良識ある控えめなユーザが小声でささやくような問題には、仮にそれが重大なトラブルを引き起こすキッカケになろうとも(ちょっと大げさ)、放置プレイを決め込む腹だ。
要するに、企業として大きくなると懸念すべきは、問題の「質より量」ということなんだな。
このままだと、「トラック番号&ディスク番号最小幅問題」が修正されるのは、早くて来年の三月あたりか…、冗談ぢゃない。
よっしゃわかった、それなら声を大にして叫んでやろう。
トラック番号とディスク番号の最小幅を
さっさとなおせ〜っ、バカヤロー!!
ハァ、これでどおぢゃ!?
ところで、これは真っ向から余談なんだが、iPhone 4 における一連の「アンテナゲート騒動」を眺めていると、アップルが好んで使う「小さな問題」という言葉も、問題の大小関係が必ずしも修正の優先順位を決定する要素にはならない、という現実をよく表していると思う。
5年ほど前、iPod nano の初代が発表されたときも、スティーブがジーンズのポッケから出したばっかりに、それを真似てディスプレイに傷が入ったと文句を言った連中と似たようなレベルな気がする。
ご参考:http://homepage.mac.com/hexagon/zassou/ipod_issue.html
で、今回はデス・グリップ(Death Grip:死の握り)だ。
「死の握り」って、なんか厨房が喜びそうな呼び方だが、どちらかといえば食中毒で死者を出した寿司屋に近いな。しかし、イザというときに繋がらない電話は、生死にかかわるから問題だとでも言いたいのだろうか?
そんな保証が携帯電話についているわけでもあるまいが、これもまた、あまりにも不確実なテクノロジーに頼りすぎている現代社会を象徴している一例だろう。
ネットで批判が増えれば増えるほど、売れ行きも伸びるというのがこの手の製品だから(または売れるから批判も増えるのかも)、たぶんアップルは気にしていないだろうが、iPhone ユーザはおもしろくないかもしれない。
そういうユーザ心理に配慮してか、アップルも一億ドル以上をかけてラボを建設した上に、その公式サイトまででっち上げてライバルを挑発しているのだが、その趣旨はさておき「アンテナ設計・試験室」というのが、一見の価値ありで、ん〜なんかよくわからんがスゲ〜。
アンテナの性能:http://www.apple.com/jp/antenna/
設計・試験室:http://www.apple.com/jp/antenna/testing-lab.html
さすがは、アップルお金持ち!って、要するにこれを見せびらかしたかっただけだろう。
それにしても、ライバルメーカはアップルの主張に反論することで、まんまとスティーブの罠に嵌まって自ら墓穴を掘っているようにも見える。
とくに、台湾の HTC Corp. が傑作で、
「電波受信問題はスマートフォンによくみられる問題ではなく、Appleはオペレーターに携帯電話をテストする十分な期間を提供しなかったようだ」
という内容のコメントを発表した直後に、「HTCの「Droid Eris」のユーザマニュアル(13ページ)には、アンテナが配置されている場所に触れると通話品質を損なうので、使用中は触れないようにと記載されているぞ」と、ジョン・グルーバーにツッコまれている。
一方、ノキアなんぞは、「一般的に、携帯端末を強く握ったときにアンテナ性能は影響を受ける可能性はある」と、おいおいあの大メーカが認めちまってるよ。
で、「だからこそノキアはユーザーの日常生活のあらゆる場面を想定して設計を行っている」と反論したそうだが、これぢゃあまったく反論になってないよな。
また、リサーチ・イン・モーション(RIM)からは、以下のような声明が発表されているらしい。
以下、他所んちよりコピペ
http://ascii.jp/elem/000/000/538/538343/
*************
アップル社が自社の失敗にRIMを巻き込もうとしていることは容認できません。アップル社のRIM製品に関する主張は、アンテナ設計に関する一般の理解を歪め、アップル社の困難な状況から注意を意図的に逸らそうとしているように見受けられます。RIMは、20年以上アンテナ設計の世界的なリーダーとして、業界最高水準の効率的かつ効果的な送受信性能をもつ無線データ製品を設計しています。RIMは、アップル社がiPhone 4で使用した設計を従来採用しておらず、特に電波が弱いエリアで通話が中断されるリスクを軽減する革新的な設計を採用しています。RIMのお客様は、BlackBerryスマートフォンの接続を維持するためにケースを使用する必要はない、ということを明確にお伝えします。アップル社は過去にデザインに関する決断を明確に下しました。アップル社はRIMや他社をアップル社固有の問題に巻き込もうとするのではなく、その決断に対する責任を持つべきです。
*************
と、鼻息も荒い。
BlackBerry が iPhone 4 に比べて、革新的な設計であり先進的なデザインなのかは、反論の余地もあるように思うが、「アップル社の困難な状況から注意を意図的に逸らそうとしている」と、言いながらそれに反論することで、すでに注意が逸らされてしまったのではないか?
そうか、20年以上もやってる世界的なリーダーでも難しいのなら、駆け出しのアップルに多くを望んでも仕方がないな、彼らも完璧ではないって言ってるしぃ。
しかし、部分的に「ケースを使用する必要はない」というところなどは、ケースに入れるほどのデザインぢゃないからだろう、という iPhone ファンのツッコミが入りそうだが、そもそもケース自体あるのかな…、と調べてみたら流石にトップシェアのメーカ製品だけに、結構な数が販売されている。
だがそうなると、製造メーカの CEO から「ケースを使用する必要はない」なんてこと言われたら、こんどはケース製造メーカの CEO から、またまた「ぬわにぃこの〜っ」的な反論が出そうでキリがない。
いずれにしてもアンテナの問題は一筋縄ではいかんのだよ、という意味あいにおいては、アップルのフォローに回っている様にしか見えないところがツライな。
ま、見ている分には面白いだけで、もっとやれ〜とも思うのだが。
そういえば、その昔ポケベル時代を経て、初めて携帯電話なるものを使い始めた時のことを思い出した。
当時はまだアナログで電話機も高く(確か163,000円也の領収書が、探せばどこかにあったような)、当然通話料金もべらぼうで携帯電話の電話帳を表示したまま公衆電話ボックスに駆け込む、というのがトレンドであった時代である。
ハッキリ言って、目の前に公衆電話があるのに携帯電話を使うのは大馬鹿野郎のすることだという、良識がまだ生きていた時代だ。
それでも、近所に公衆電話がなくやむを得ず通話する時には、確かロッドアンテナを引き伸ばして使っていたよなあ。
その内、デジタルになってどんどんアンテナが短くなり、終いには引っぱっても伸びないただのイボチンになったと思ったら、いつのまにかアンテナの存在自体が見えなくなってしまった。見えないから無いとは断言できないのだが、漠然ともう必要なくなったものと考えていた。
それが、iPhone 4 の発表の時、スティーブがアンテナの存在に言及したとき、おっそうか無くなったわけぢゃないのね、ということに改めて気づかされた。
また、発表会場でも用途ごとに分離され、筐体デザインにも貢献しているそのアンテナを紹介している時には、会場から称賛ともとれるどよめきが起こっていたのを懐かしく思い出す。
と、いってもこれはそんなに昔話でもないのだが、なぜかもう遠い昔の出来事のような気がしてならない。
その、アンテナがこうも話題に上ろうとは、その時は誰も予想していなかっただろう。
翻って、業界ではまだ解決できていない問題であることが一般に広く発覚したわけで、衆目の興味を引いたことにより新たな技術革新も生まれるのではあるまいかと、お気楽に考えている。
ま、アップルとしてもこれだけ騒がれたら、宣伝広告費に換算するとゴムバンド代ぐらいはカル〜く出たろうし、iPhone 4 自体がアップルユーザにとっての逆踏み絵みたいなもんだろうな、SB だしぃ。
…、おもいっきり余談でした。

iOS 4.0:8A293 (iOS 4.0.1:8A306)

結局、iPhone 4 にはなにも問題などない、只でくれてやるモノなんぞあるものかと、強がっていたアップルもバンパーを無料配布することで、事態の収拾を図ろうとしているようだ。
しかし、たかがあんなゴムバンド欲しさに、よくもこんなセコイ訴訟を起こせるものだと感心する。
すでに、SGPレザーポーチ・ビンテージエディションという、エラそうな名前でちょっと爺臭いが革製の大層なケースをゲットした身にとってみれば、どうでもいい話ではある。
しかし、iPhone 4 全数に供給するのはムリだという、スティーブの発言もチト気になる。
もちろん、それほど大量に生産されている iPhone 4 にくらべて、たいして売れるとも思ってもいない、バンパーの製造を委託しているメーカの生産能力に限りがあるから、というのがその理由だろう。
価格に関しても、毎度お馴染のアップルの値付けがボッタクリなだけ、という単純明快なオチかもしれない。
それとも、百均にでもありそうなゴムバンドみたいなものでさえ $29(¥2,800)もするんだから、よっぽど製造が困難な秘密の凝った仕掛けでもあるのだろうか?とか。
やっぱどうせ貰えるんなら、高いほうがいいよね〜、いやいや、それこそ当初からこの手の訴訟を見越した先見の値付けだったんだお〜、とか。
足りない場合には別のケースを選択させるらしいが、それはいったいどんなモノなんだろう?とか。
と、あらゆる可能性がでてくるし、俄然別な興味も湧いてくる。
ま、そのような疑問にも調査分析のアプローチはしておかねばなるまい。ここはヒトツ受付が始まったら申し込んでみるか、だって只だしい〜、…と、もっとセコイ考えを巡らしている自分に気付いて、自己嫌悪に陥る。
7月18日現在「Apple iPhone 4 Bumper」は、アップルストアでは無料配布の準備のため「ご注文できません」状態である。
本国での状況はどうか知らないが、国内ではもともと SB の電波状態や通話品質など、語るに値しない問題と認識している。
したがって、個人的にはなにをいまさらという印象であり、とりたてて iPhone 4 のデメリットの様には感じていない。
それどころか、iPhone 3GS にさえ大きな不満があったわけでもなく、iPhone 4 にはより大きなメリットの部分しか見えていない。
ぶっちゃけ、「おわ〜すげぇな、コイツ」の毎日なのだ。
しかし、それでも根っからのひねくれ者としては、可愛さ余ってのイチャモンを付けないわけにもいかない。
それは、iPhone 4 やアップルを取り巻く諸々のモノに対する不満でもあるわけで、おのずと即時性などまったく期待できない駄文へと昇華していくのである。
アップル製品を使用することにおいては、一種盲目的な溺愛といっても過言ではないが、それだけに不満が募ることも多い。長年付き合っていれば熱い部分もあるが、一部では冷静な視点もある。
そんな、90点の満足を日々痛感しているユーザの戯言である。
以下、都合により別ページへ...つづく



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